歴史ある地方都市「神代市(かみしろし)」には、不思議な伝説がある。
この地の真の支配者は、妖怪だというのだ。
地元神代市の時司(ときつかさ))学園高校に通う資産家の息子、神楽森紫王(かぐらもりしおう)は、筋金入りの不良。
不良仲間の乾仁(いぬいじん)とつるんで、喧嘩に明け暮れる毎日である。
しかし、紫王は実は、この神代市を支配する大妖怪、天椿姫(あまつばきひめ)と、半神である阿修羅族の勇士・陀牟羅婆那(だむらばな)との間に生まれた「あやし皇子」であった。
密かに思いを寄せるクラスメイト、久慈瑠璃(くじるり)が瀕死の重傷を負った時、彼は宣言する。
「こいつは俺の嫁にする!! だから、妖怪として蘇生させてくれ!!!」
二人の新しい生活が始まるかと思った矢先、紫王の両親を苦しめた妖術師「霊泉居士(れいせんこじ)」が、瑠璃を誘拐した!?
ホラー
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