ハーディス王国48代目王ナギリは、魔性の銀の瞳と中性的な美貌で人々を魅了し、何人もの側室を囲っている王であった。
ある日、幼い頃謀反を起こされ命の危機にさらされた時、守ってくれた「千年族」、その名も”青銅の蝋燭立て”という黒髪の男に10年ぶりに再会する。
人間の十分の一の速さで心臓が鼓動…
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ハーディス王国48代目王、ナギリは、魔性の銀の瞳と中性的な美貌で人々を魅了し、何人もの側室を囲っていた。
ある日、幼い頃謀反を起こされ命の危機にさらされた時、守ってくれた「
人間の十分の一の速さで心臓が鼓動するため、十倍長生きをする千年族。
命の恩人である彼と久々に過ごし、生まれて初めて心からの恋をするが―――。
王の想いには応えられないと、去ってしまう青銅の蝋燭立て。
しかし彼は、王を愛する代わりに、ハーディス王国の敵を一人孤独に倒していた。
形は違えど、深い愛で守られていたことに気がつくナギリ。
王国を守り、子孫を残さねばならない王としての使命と、種族の違う彼への恋心に揺れる、せつない恋愛ファンタジー。
※こちらは「銀の瞳の暴君は千年族に恋をする(小説版)」をコミック原作大賞用にシナリオ化したものです。https://maho.jp/works/15591670281201300568