作品コメント
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- 琉菜
おもしろいっ
内容が上手にまとめられている作品でした。
どんな内容かな?と思い読みました。
夜中のはずが気がつけば全部読み切っていました。
素直じゃない彼女とカイロくん。
二人の会話は、本当に泣きそうで、でも泣けない…。
上手に構成されていました。
他の作品も、更新頑張ってください - 涼音
切ない
突然現れた、死んだはずの彼女。
なのに特別大きなアクションがあるわけでもなく、淡々とした主人公・カイロと彼女の会話におもわずくすりとしてしまいました。
彼女が帰るまでのタイムリミットがある中で、何気ない会話をしながら過去を思い出していくカイロ。
時間が刻々と迫るほど、カイロの想いがあまりにも苦しくて、胸が痛くなりました。
結末は予想していました。きっと彼女は消えてしまう、と。
それでも、やっぱり悲しくて切なくて、涙を止めることができませんでした。
2度目の別れ。
それは彼らにとって、幸せなものであったのだと思いたいです。 - 珊瑚島
流れない涙
彼女が帰還した。
期間付きで。
何気ない会話を続ける中で、彼女への想いを再確認し、彼女を愛しむカイロ。
文字からその愛おしさが溢れ出ていたのが印象的でした。
繊細な心の機微が、奏でるように描き出された作品です。
映像として、芸術として、そして作者の構築した世界を覗く媒体として。
ゆっくりとじんわりと愉しむことのできる作品だと感じました。
時折混じる落ち着いた二人のシーンが、二人の気持ちをより浮き彫りにしていて、だからこそ何気ない二人の姿を見守るこちらの心に切なさが零れる。
彼が涙を流さない分、こちらが泣きそうになる。
あの薄桃色の花びらひとひら、どうか優しく彼を包みこみ、やがて静かに褪せんことを。
読み終わったその時、きっとあなたも愛しい人に会いたくなることでしょう。
ぜひ読んでみてください。 - 白鳥のんの
うわぁぁぁ!!
すごく感動しました!!
切ない系って苦手なんですけど。
このお話はなんか...違う気がしました!
まず題名でちょっと気になって
少しだけ読んでみようと思っていたら
いつのまにか全部読んじゃいましたw
彼女が向こうで幸せであれ。
カイロがこっちで幸せであれ。
...って思いますね´ω` - 深森ミモリ
残酷で愛おしい時間
テンポのある会話。
センスのいい言葉のやりとり。
彼女の「死」が物語の根底にある割には
ドライで、ユーモアがあって。
読み始めたときには、まずその部分に
惹かれました。
しかし物語が進むにつれ
ドライであればあるほど
ユーモアがあればあるほど
逆にカイロの切なさが胸に迫ります。
彼女が生きているときに
素直になれなかった2人には
悲しいけれど、2度目の死別が
必要だったのかなと思います。
彼女が成仏するためにも
カイロが将来出会う誰かを大切にするためにも。
素敵な物語をありがとうございました。 - 亜沙
(;_;)/~~~
タイトルでこういう結末の小説なんじゃないかなぁ…と、思いながら読んだんですが…
読み終わった後、すごく切なくなりました。
「カイロ」という呼び方も、閻魔様のイケメン設定もユニークで良かったと思います*
素敵な小説を読ませていただき、ありがとうございました^^♪ - こなつ
すごい…
レビュー依頼ありがとうございます。
彼女が亡くなって、幽霊となって再開……設定がすごいです。
表現も丁寧で、世界に引き込まれてしまいそうでした。
タイトルもユニークで、ストーリーもユニークで…
もう文句なしです^^ - 冬澤かない
レビュー依頼ありがとうございます
新鮮なお話の内容でした。
登場人物は2人だけの内容展開でしたが、心理描写・背景描写共に丁寧であり、内容が分かり易かったです。時間のリミットのある中で、幽霊となった彼女と彼氏の会話はとても興味の惹かれるものでした。メッセージ性のあり、面白かったです。 - ゆーり
泣けすぎて…
私は小説や映画などでは滅多に泣きません。自分でも不思議なくらい泣けないんです。でも今日ホントに久しぶりに感動の涙を流しました。
二人の気持ちが丁寧に描かれていて、頭の中でも簡単に想像できました。
カイロの気持ち…読んでいて苦しくて苦しくて…
だけど同時に彼が彼女を思う気持ちに感動しました。すごく珍しい分野の作品でしたが、今まで読んだ中で1番感動しました。
これからも頑張って下さい! - NAO
愛しい彼女
死んだ彼女がいきなり幽霊となって目の前に現れた。
幽霊である彼女と接することができる時間は残り僅か。
その限りある時間の中で、現在と過去の彼女との出会いの記憶とを交錯させながら、物語は進んでいきます。
きっとカイロは、彼女との出会いを遡りながら、彼女の死を受け入れる準備をしていたのかもしれません。
もう一度、一から彼女を思い出し、少しずつ恋に堕ちていく毎日を振り返り、そして、最後に彼女を葬り去る、そんなカイロの一連の心の儀式の物語だったように、感じます。
カイロの口調は常に淡々としていて、それが彼の抑えた切なさをより際立たせていました。
彼女がどんどん大切になって、どんどん目が離せなくなる
それが恐いと言ったカイロ。
そしてその気持ちが、最後に最大に的中したと言ったカイロは、彼女を心の底から、好きだったのでしょう。
愛する人の喪失は、誰だって悲しい。
桜の花びらの色がどうか、優しいセピア色に朽ちることを、私は祈りたいと思いました。 - 夕風初音
タイムリミット
切ないけど、温かいお話。
やはりこの作品にも、独特の雰囲気が出ていて良かったと思います。
二人のやり取りは何気ないのに、こちらに気持ちが伝わってくるような。
不器用だけど、積極的で。
嫌いなのに、好きで。
上手く対極の表現が生かされた作品だと思いました。
もう少し大人になって、もう一度読んだら違う捕らえ方も出来るのかもしれませんね。 - 月光
帰還した彼女が、
死んだ後も前も変わらない、変えられないそんななふたりの、それでも大切だったひとときを切り取り凝縮した作品。
読後感はまるで、長編を味わったかの様に深く感慨深い。
大切な人を思い浮かべて読んでみると、面白さに磨きがかかる。
焦らず急がずじっくり読んでみてほしい。 - 星崎すず
夢幻の恋と花弁
発想と構成が素晴らしいです。
序盤の二人の会話が軽快なだけに、終盤の文学的な描写がより大きな感動を呼びます。
いまひとつ素直になれず不器用なカイロの「お前にとっては向こうが居場所なのかよ」という心の声は胸に深く染みました。
実体を失う悲しみを払うような無邪気な彼女の言動、二度目に味わう彼の落涙の音…こちらも涙せずにはいられません。
仮に生きた者同士であろうと、夢幻泡影の世。
恋情そのものが空気に似た儚いものかもしれません。
その泡沫の中で一人歩く準備をするカイロの姿は悲しいものの、どこか爽やかな印象もあります。
素敵な作品です。 - ましまろ
イイハナシダナー
若干読みづらかった。
でもそんなのどうでもよくなる位おもしろくていい話だったと思います!!!
2人のあの絡み方が自然というかなんというか…とりあえず好きですね(^p^)
最後まで2人の名前が出てこない所も気に入ってたりします\(^O^)/
いい作品をありがとです - 童夢
幽霊で悪かったわね・・・
どの作品も、ですが、キャラがスゴく個性的で話に引き込ませるものがあるなあと思いました。
だけど、実は僕たちの身近にいそうな存在で、カイロも彼女も親近感がある。何度も読み返したくなる作品です。
おまえが幽霊でなけりゃあいいのに。実際触れるし(笑)カイロ談
幽霊で悪かったわね!と明るく叫ぶ、彼女の声が聞こえてくるようです。 - 縢荼
深い
こんなに深い作品は初めてです。
口に出してなくてもなんとなく伝わってくる感情にちょっと涙が…
この作品は、すぐに流して読むような作品ではなく、じっくりと時間を書けて読むべき作品だと思います。
文字だけでこんなにイメージが膨らむ作品はそう滅多に出会えるものではありません。
最後の終わり方も好きでした。彼女の気持ちもカイロの気持ちも頷けました。
あまり見かけないタイプの作品だったと思います。
笑い、涙、深さが欲しいなら絶対読んでいただきたいと私は思います。 - ぐっさん
彼女が幽霊に…
死んだ彼女が幽霊として還ってくると言う、時間限定…徐々に体は透明に…お互い好きなのに好きと言えない関係…と、多くのもどかしさと泣き笑いの要素が交錯するタイムリミット系恋愛小説です。
別れた恋人と元鞘になったけど結局別れた的な経験がある人には特に胸に響くモノがあるかと…。
終盤、出会って別れて出会って別れた…以降の畳み掛けるかの様なカイロの心情吐露に感極まります。
過去話と現実とのリンクも上手ですし、二人の掛け合いも面白い。
本作品も笑いも泣きもひっくるめて文句無し★5です
今後も作者様の作品は注目したいと思います〆