魔法のiらんど大賞受賞者に聞く「創作活動のマイルール10」(第2弾・たなかなさん)

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「魔法のiらんど大賞2021」開催記念スペシャルインタビュー企画!

昨年度の受賞者に創作活動で意識しているマイルールやルーティンをお聞きした「創作活動のマイルール10」記事企画を8週連続でお届け中(記事一覧はこちら)!

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第2弾は、コミックシナリオ大賞を受賞したたなかなさんにインタビュー!


▼ たなかな

  • 「魔法のiらんど 小説&コミック大賞」コミックシナリオ大賞(2020年度開催)にて大賞受賞

  • 大賞受賞作『前世馬なだけですが、何か勘違いしてますか?』は、FLOSコミックよりコミカライズ準備中

  • 受賞作に贈られた選評「昨今隆盛を極めているWeb小説のエッセンスも感じ取れ、作者のセンスのよさが光りました」


maho.jp

■普段の創作活動全般について

――まずはじめに創作活動を始められた時期やきっかけを教えてください。

はっきりと覚えていませんが小学生の頃からでしょうか。小さい頃から本や漫画を読むのが好きで、最初は漫画家になりたかった記憶があります。

一方で、「感想文を書くのがうまい」と文章を褒められることが多かったので、自分は文章の方が向いてるのかなと小学生くらいの時に思ったような……。それくらいあやふやな感じです。


――普段の創作活動はどういったペースで進めていますか?

Wordなどに書き上げる作業は、1日まとまった時間を作ってやっています。ただ、紙に書いたり、頭の中で考えたりは四六時中しているので、ずっと創作のことを考えているかもしれません。


――たなかなさんは、昨年度の魔法のiらんど大賞受賞作『前世馬なだけですが、何か勘違いしてますか?』を仕上げるのにどれくらい時間をかけましたか?

まる2日くらいでした。実は応募しようと決めたのが締切の2日前だったので、めちゃめちゃ焦って、締切当日にギリギリ応募した記憶があります(笑)。誤字脱字をしっかり見る時間もなくて、申し訳ない~!と思いながら応募しました。


――好きな作家さんや漫画家さん、またおすすめ作品はありますか?

▶ 吉田秋生『BANANAFISH』
特定の好きな作家さんがいるわけではなく、いろんな作品を読みます。
読んだ後大変な心情になったのは吉田秋生先生の漫画『BANANAFISH』です。オススメではあるんですが、読後、言葉では表現しがたい気持ちになります(笑)。

その他おすすめ作品
▶ ヘルマン・ヘッセ『少年の日の思い出』
▶ 浦沢直樹『MONSTER』

■たなかなさんに聞く「創作活動のマイルール10」


――ここからは、たなかなさんが普段の創作活動で意識しているマイルールやルーティンについてご紹介いただきます!

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マイルール①
「頭の中にあること全部紙に書き出す」

まとまってないことでも、漠然とある台詞だけでも、とりあえず頭の中にある思いついたこと全てを書き出します。そこからまた数珠つなぎで思い浮かんだものを書いたりして、とにかく紙を大量に消費します(笑)。


マイルール②
「結局忘れるからアイデアは絶対にメモする」

寝る前でもお風呂の中でもジョギング中でも、どんな時でもアイデアを思いついたら絶対メモします。紙、電子、ボイスなど、その時にメモできるものなら何でも。「たぶん覚えてられるだろう」とたかをくくって、メモをせずに結局忘れてしまうという経験を何度も繰り返して後悔してきたので……。


マイルール③
「タイトルは考えない、浮かぶまで待つ」

基本的にタイトルはストーリーを考えている時にすでに浮かんでることが多いです。あえて凝ったものを考えようとするとダサすぎる物が誕生しがちなので、しっくりくるタイトルが浮かんでない時は自然と浮かぶまで放置します。どうしても浮かばない物は、多分おもしろくならないので作品ごと放置します。


マイルール④
「一部分しか思いついていない話は書かない」

出だしやネタだけ、一部分だけしか思いついてない作品の原稿を書き始めることはまずありません。勢いでとりあえず書き出す!というスタイルは自分には向いてないので、きちんとプロットを作ってから原稿を書き始めます。書きながら変更したいと思ったらまたプロットに戻って、プロットを直して辻褄をあわせてから本文に戻ります。


マイルール⑤
「完成したら全部音読して違和感がないかチェック」

書き上がった物は、台詞以外の文章も含めて全て音読します。行き詰まった時にも音読します。声に出して読むと、文章のおかしい点だったり、なんか変だなといった不自然さに気づけるのでおすすめです。


マイルール⑥
「執筆に集中できるようブラウザのアカウントを分ける」

Googleアカウントは、普段使いのアカウントと書く専用のアカウントを使い分けています。書く専用のアカウントではSNSやYoutube等はログインせず、調べ物しかできないようにして書くモードにしてます。それでも書くことに集中できない時は、ネット回線を切ってオフライン状態で執筆します(笑)。


マイルール⑦
「100均の淡黄色ルーズリーフが必須」

ある程度の流れが決まるまで紙に書きまくるのですが、その紙は100円ショップ「Seria(セリア)」さんのルーズリーフというこだわりがあります。書きやすいのかな……? 廃盤になったら困るので100枚入りを10セットほど購入してストックしてます。ちなみにペンにもこだわりがあるので、決まったペンしか使わないです。


マイルール⑧
「行き詰まったら自転車に乗って喋る」

普通のママチャリで走りながら、声に出してアイデアを喋ります。私は喋ることでアイデアを整理する性格のようでして、そうすることでいい感じになることが多いです。ただ、めっちゃ変な人なので、二度見されたりして恥ずかしい時もあります(笑)。


マイルール⑨
「モチベが上がらない時はキーボードを変えて気分転換」

基本的に考えてる時が一番楽しくて、打っている時が一番つまらないです(自分の文章力に嫌気がさしてしまいます)……。少しでも気分も手のテンションも上がるようにと、打鍵感の異なるキーボードを4つ用意しており、その時々で使うものを変えることで気分転換しています。


マイルール⑩
「作品に影響するのでBGMは内容に沿ったものを」

BGMの曲調だったり流してるアニメに影響されちゃうことが多いので、基本は歌詞がないもので、曲調も書いている内容に合っているものを選ぶようにしてます。勢いのあるアニメなんかを見るとどうしても勢いのあるものを書きたくなっちゃうので、真面目に書いている時は見ないようにもしてます(笑)。



――「あえて凝ったものを考えようとするとダサすぎる物が誕生しがち」というのは万物に通じる名言かもしれません……。たなかなさん、インタビューにお答えいただきありがとうございました!

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「創作活動のマイルール10」のテンプレートは無料配布中です! 以下の画像をタップして保存し、ご自身のマイルールを埋めてご活用ください。

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第3弾は2021年8月17日(火)に公開予定です! 次回もお楽しみに!

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