注目作家インタビュー 大賞受賞者スペシャル!/青月花さん(2021年4月)

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こんにちは、魔法のiらんど編集部です。今回ご紹介する注目作家は、青月花さんです。
2020年夏に開催された「魔法のiらんど 小説&コミック大賞」の小説大賞で、作品『あやかし後宮で契約妃はじめました【完】』がファンタジー・歴史小説部門賞を受賞した青月花さん。本日は、受賞作品『あやかし後宮で契約妃はじめました【完】』に焦点を当てつつ、青月花さんご自身にも迫っていきたいと思います!



青月花さん

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ーーファンタジー・歴史小説部門賞受賞作品『あやかし後宮で契約妃はじめました【完】』についてお伺いします!



▽ファンタジー・歴史小説部門賞受賞作品『あやかし後宮で契約妃はじめました【完】』

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―作品を執筆された動機、ストーリーを思いついたきっかけなどを教えてください。

まず次は中華後宮物を書こうと決めていて、あやかし、お仕事、謎解き、もふもふ、と好きな要素をどんどん足していったら、こんな作品になっていました。ノリと勢いによるところが大きいです。


―執筆する上で、こだわっていた部分はありますか? それはどんなところですか?

造語は使わず、可能な限り資料で調べて書くようにしていました。たとえば、主人公の玉玲が雑伎で披露する技の名前や、猫怪、狐精、諸精怪、といったあやかしの種族も実際資料に記載されていたものです。


―完結までに苦労されたこと、大変だったことはありましたか?

資料を集めて調べる作業でしょうか。中国の妖怪や雑伎に関する本ってあまりなかったのです。何冊も読み込む必要がなかった点は楽でしたが。


―逆に楽しかったことや、執筆・完結までのモチベーションとなったことはありますか?

登場人物たちが勝手に動いてくれるので、それを近くで見ているような楽しさはありました。より多くの方に読んでもらえること、書籍化を目標に書いていたので、それがモチベーションになったでしょうか。


―『あやかし後宮で契約妃はじめました【完】』の作品内で特に思い入れのあるキャラクターはいますか? またそのキャラクターのどんなところが気に入っていますか?

やはり主役の玉玲でしょうか。運動神経万能で知恵があって料理も何でもできて。こんなスーパーガール、自分が男だったら契約じゃなくて本当の妃(お嫁さん)にしたいですね。


―作品について、今だから言えることや裏話のようなものがあれば教えてください。

魔法のiらんどブログにも書きましたが、小説部門だけでなくコミックシナリオ部門にも応募するつもりでした。玉玲たちが漫画になって動く姿が見たかったんです。でも、悩みに悩んで小説部門に絞りました。



ーーコンテスト受賞やご自身についてお伺いします!



―ファンタジー・歴史小説部門賞を受賞された率直な感想を教えてください。

完全にあきらめていたところで受賞の連絡が来たので、初めは夢じゃないかと思いました。今はすごく光栄でうれしく思っています。


―『あやかし後宮で契約妃はじめました【完】』では、あやかしたちに美味しそうな手料理を振る舞い、距離を近づけていく主人公の様子が描かれています。ご自身でしたら、あやかしたちとどのように仲良くなると思いますか?

餌づけしてモフります。主人公とほとんど一緒ですね。


―好きなものやハマっていることなどがあれば、教えてください。

昔だったら、中華風の小説や漫画を読んだり歴史ドラマを見ること、と言えたのですが、今はだいぶ落ちつきました。新たに好きになれそうなものを探しているところです。



ーー普段の執筆活動や作品についてお伺いします!



―執筆歴はどのぐらいでしょうか?

『あやかし後宮で契約妃はじめました』がwebで初めて公開した作品だったのでweb活動歴は浅いですが、執筆を始めてからもう十年以上たっています。新人の皮を被った古株みたいなものです(笑)


―はじめて書いた作品はどんな作品ですか? 当時を振り返ってどんな思い出がありますか?

中華風小説でした。十年以上前の話になります。当時、三国志、武侠小説、宮廷歴史ドラマといった中華物がマイブームで、見たり読んだりするだけでは飽きたらず、自分で書くようになりました。


―今後の展望は? 現在更新中の作品や今後書いてみたいストーリーがありましたら教えてください。

現在、『あやかし後宮で契約妃はじめました』の続編を連載しているのですが、今後、暴れん坊将軍のようにスカッとする要素やアクションシーンも取り入れたいです。あとはコミックシナリオにも挑戦してみたいですね。


―読者のみなさんとのコミュニケーションはどのように活用していますか? または、これまでもらったレビューや感想等で、一番うれしかったメッセージはどんなものですか?

SNSは積極的にやっていないので、web小説サイトでコメントいただいたものに必ず返事をするようにしています。「泣けた」や「笑えた」など、感情を揺り動かせたのだと実感できるメッセージはうれしいですね。


―最後に、読者のみなさんへのメッセージをお願いします!

作品を読んでくださった方、誠にありがとうございます。コメントやスタンプなどの反応、とても励みになっております。初めましての方、青月花と申します。中華物を好んでよく書いています。興味を持たれましたら、作品を読んでいただけるとうれしいです。
皆様に楽しんでいただける小説をお届けできるようにがんばりますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします!


――インタビューにお答えいただき、ありがとうございました。






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