『恋するスパイスカレー』受賞者と食べるメニュー試食会vol.1

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角川食堂×魔法のiらんど 恋するスパイスカレー 短編小説コンテスト】の優秀賞をモチーフにしたコラボカレー第1弾メニューを角川食堂にて3/25(土)より提供開始いたしました。

今回、第1弾メニューの受賞者『桜樹 璃音さん(私とあなたのカレーについての報告書)』と角川食堂でコラボカレー試食会を実施。ご都合により試食会に参加できなかった『月夜野繭さん(旧軽井沢あやかしカフェ ~愛されメイドの幸せランチと内緒のディナー~)』にも今回のコンテストの感想などを伺いましたので、試食会の模様と合わせてレポートします!

今回のコラボメニュー開発の裏側をご紹介する記事も公開中です!


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■コラボカレーを食べながら楽しくトークタイム


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コラボカレーを開発した料理長に、ポイントやメニュー化の際に工夫した部分などを伺いつつ、桜樹 璃音さんとご一緒に魔法のiらんどスタッフも試食! 副賞の【角川食堂オリジナルカレー皿】もお渡ししました!
月夜野繭さんのコラボカレーは魔法のiらんどスタッフが試食させていただきました。

『二人の家のあいがけカレー』

桜樹 璃音さん
本当にとても美味しかったです、それぞれで食べて美味しいですけど、2つのカレーを混ぜて食べた味が個人的には一番好きでした。
実は2つの味のベース工程が途中まで一緒ということを料理長さんに聞いて、主人公の2人は幼なじみという設定なので、そこまで考えてくださったことが嬉しかったです!最高でした!

『スパイス香るグリル野菜のカレー』

月夜野繭さん
作中に「家庭や給食で出てきそうな」という表現があり、家庭的な味を想像してましたが、実際食べてみると結構スパイシーでした。でも、辛さやスパイシーさの中にもりんごの甘味もしっかり感じられ、フルーティでとても食べやすく美味しかったです。カレーの上に乗っているグリル野菜もお花畑のようで、見た目も可愛らしい一皿でした。(感想:魔法のiらんどスタッフ)

■今回のコンテストの感想は?

―― 受賞が決まった時の気持ちを聞かせてください。

桜樹 璃音さん
純粋に、とても嬉しかったです。まさか選んでいただけるとは思っていなかったので、本当かな?と思って何度もメールを読み返しました。喜びが一気に来る感じではなくて、じわじわと込み上げる感じでした。

月夜野繭さん
ご連絡をいただいた時は本当に嬉しくて、スマホを持ったまま飛び上がってしまいました!受賞作は長編の第1話なのですが、時間ができたらすぐに続きが書きたいと高揚した気分になりました。

―― 『恋するスパイスカレー』への応募の決め手を教えてください。

桜樹 璃音さん
小説に出てくるカレーが実際にメニューになるというところがとても魅力的に感じました。

月夜野繭さん
以前からご当地グルメとあやかしを絡めたお話を書きたいなと考えていました。それはぼんやりとした妄想だったのですが、『恋するスパイスカレー』のテーマが発表されたときに「これだ!」と閃いて(笑)。自分の小説をモチーフにしたカレーを作っていただける機会なんて一生に一度だろうし、受賞は難しくてもエントリーしないと後悔すると奮起してがんばりました。

―― テーマ『カレーやスパイスが出てくる作品、または連想できる作品』でしたが、普段の作品と執筆の違いはありましたか。

桜樹 璃音さん
今回のテーマだから苦労したということはなかったですが、カレーが人々の生活の中でどんな役割を担っているか、という視点から考えました。カレーは家によって味が違う典型的なメニューだと思ったので、「成長」と「変わらないもの」をテーマに大切に書きました。

月夜野繭さん
普段の執筆時との大きな違いはありませんが、プロの料理人の方がレシピを作られることと、角川食堂という場は意識しました。レシピについては素人ですので、具体的な手順を詳しく書くよりも「カレー」という料理の本質を自分はどう捉えるのかという考察をメインにしました。また角川食堂には行ったことがなかったので、公式サイトやグルメ系ブログなどを参考にしてどのような料理が求められているのかを考えました。

―― 結果発表でご自身の作品をイメージして作られたコラボカレーを見ていかがでしたか。

桜樹 璃音さん
作中に出てくる描写そのまんまのカレーに驚きました。由岐と夏津希のカレーだ…!と思いました。もしかしたら声に出てたかもしれません(笑)。メニューの名前も、作品を大事にしてくれている感じがして、とても嬉しかったです。

月夜野繭さん
とってもかわいくて感動しました……! 作中のカレーのお花畑のイメージがあんなに洗練されたグリル野菜になるなんて、本当にすごいです。想像をはるかに超えていました! 写真を見る度に、嬉しくてにこにこしてしまいます。まだ夢の中にいるような気持ちです。

―― 『恋するスパイスカレー』短編小説コンテスト全体を通しての感想を教えてください。

桜樹 璃音さん
「小説×◯◯」のようなコンテストは、沢山の人に「ことば」が届く素敵な機会だと思います。作中の2人のように、成長も違いも互いに認めあい、世界がより優しくなればという思いを込めて書きました。 スタッフの皆様が懸命に考えてくださったふたりのカレーを通して、沢山の人に思いが伝わると嬉しいです。

月夜野繭さん
今回このような楽しいコンテストに参加させていただけた事を心から感謝しております。カレー、スパイスという珍しいテーマから物語を考えるのは大変刺激的でおもしろかったです。企画を立ててくださった魔法のiらんど編集部の皆さま、小説をカレーライスとして具現化してくださった角川食堂の皆さま、そして応援してくださった読者の皆さま、本当にありがとうございました!


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第1弾メニュー
提供期間:3月25日(土)~ 4月8日(土)
価格:平日1,500円(単品)/休日1,900円(ドリンクセット) 第2弾メニュー
提供期間:4月9日(日)~ 4月23日(日)
価格:平日1,500円(単品)/休日1,900円(ドリンクセット)

■角川食堂とは

「食べることをもっと楽しく。食で暮らしをもっと豊かに。」をコンセプトに、地元所沢をはじめ日本全国の個性豊かな生産者・食材・食文化を、背景にあるストーリーとともにお届けしています。

住所:埼玉県所沢市東所沢和田3丁目31−3 ところざわサクラタウン 3F(最寄り駅:JR武蔵野線東所沢駅)
営業時間:11:00~17:00(L.O.16:00)


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