作品コメント
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- まめこ
番外編完結おめでとうございます✨
片方の手のひらにのせられるだけの水の量、この場合の水はたからものでしょうか😌自分の手がふたつしかなくても大切なものが増えたときに一緒に掬ってくれるだろうなという人に葉魚ちゃんが出会えたこと、嬉しく思います。ふたりが当たり前に敬語を外して話せる日がくるのかなとか、結婚をするとしたら来宮さん泣いちゃいそうだなとか、勝手に想像しちゃいますね。
たくさん幸せな気持ちになりました。本当にお疲れさまでした! - まめこ
二人が一緒にいるだけで素敵ですし、思っていることをゆっくり話し合うのも、前より少し欲深く?なっているところも大好きです。たまに少し敬語が外れていて、ちょっとずつ進展しているなあと微笑ましくなります。わたしまで緊張しちゃいます☺️
- 桐野アオ
完結おめでとうございます。中山さんの文章と言葉選びが大好きで、丁寧で美しい描写に目を凝らすようにしてじっくり読んでおりました。
主人公の葉魚ちゃんは鋭くて、物事を深く考えるかたなので、読んでいると私も一緒になって考えてしまうことがよくありました。優しい雰囲気の言葉のなかに、ときどき、心情を的確に言い表す鋭い視点がまぎれていて、美しいばかりではない人の心を一瞬だけ、さらっと思い出させてくれるこの作品が本当に好きです。喜怒哀楽にぴったりと当てはまることのない、名前のない瞬間的な感情が言語化されていて、その文章を読んだ時、自分にも思い当たる部分があると、忘れていた感覚的な記憶が掘り出されてしまう、そんな繊細な表現の数々にいつまでも浸っていたいと思いました。
作品の後半では、思ったように笑えていないのではと不安に思って、外から見た自分を気にしている葉魚ちゃんや、たったひとつの大きな印象だけで片付けられてしまう出来事など、目に映るものが全てではないけれどそれに引きずられてしまうことについて考えさせられました。
ままならないことばかりだけれど、みんなに優しい世界が待っているといいなと思いました。
本当にお疲れさまでした。 - まめこ
完結おめでとうございます。物語のラストを見届けられてもちろん嬉しい気持ちもありますし、作中の言葉を少し借りますが"読み終わってさびしくて、もっと読んでいたい"とも思いました。そのくらい本当に大好きです。
穏やかで優しい日常が突然変化して、信じたいけどたくさんの情報の中で戸惑う葉魚ちゃんが苦しくて…でも信じる人がいることで少し気持ちがほぐれたんでしょうか、葉魚ちゃんなりの信じ方を見つけられてよかったです。
ひどいことをされていても渦中の人はどこまでも優しくて、その優しさで傷ついた人もいるけど、起こした行動はその人にとっては当然のことなんですよね…いつまでもバンドや小説、好きなものを葉魚ちゃんと共有して話し合っていてほしいなと思います。そこに彼もいつかわかり合える日がくるのでしょうか😌
彼との直接的な言葉は多くなくても、大切に思う感情がひしひしと伝わってきました。今までは緩やかにじわじわと二人を感じていましたが、最後は急速に心が震えましたね。彼が最後に発した二文字もまさに、(いまなんて言った?)という感じだったのかなと思いました。
うまく言語化できないですが、本当に素敵で、お礼を伝えたくてコメントさせていただきました。葉魚ちゃんたちがいつまでもすこやかに過ごせますように。また読み返します。お疲れさまでした✨