――家族が好きですか? それとも嫌いですか?
命の重さは、皆平等だと思いますか?――
本作品は、『しゃぼん玉・上』の続きで、第7話《冷たい雨》から始まります。
キーワード
命の重さ 孤独 家族 友達 人 愛と情 イジメ 虐待 親子 買春 売春 性的虐待 心の傷 善悪 幼なじみ 恋愛 夢 未来 母親 絆
2011/2/13(日)完結
- 最終更新日
- 2012/09/23
- 作品公開日
- 2010/11/21
- ページ数
- 完結 374ページ
- 文字数
- 169,500文字
- セルフレイティング
- 暴力描写 性描写
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作品コメント
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- オトオリ
友達や恋人、家族の愛情、そしてきょうだいの繋がりの深さを感じる逸品でした。 ・上巻に引き続き解りやすい文章でとても読みやすく、読書の苦手な私でもスラスラ読めました。 ・物語に深いメッセージ性を感じました。特に「心の傷」に焦点を当て、それを癒すためのたくさんの「絆」を描いた作品だと思います。 ・自他の気持を大切に考え、問題を解決していこうとする主人公・ミズキと、彼女を支える登場人物達の必死な姿に胸を打たれました。 ・気づくと、主要人物に混じって自分も物語の輪に加わって物事を体験しているような、あるいは、登場人物そのものになって物事を体験しているような入り込みやすい文章、そしてリアリティのある展開が魅力的……。辛かったり、悲しかったり、愉(たの)しかったり、喜ばしかったり、随所で泣けました。 ・老若男女に読んで戴きたい一文学作品。お勧めさせて戴きます。
- ひよみ
ある意味バットエンド? メイの母が改心してくれて 幸せになりました。 がハッピーエンドだと 私は思っていたので、 メイの母が改心せず、 親切な家族の元に暮らす。 …ある意味、バットエンド なのかなと思いました。 でも、メイが最終的に幸せになれて心からよかったと思いました。 ミズキの家族がとても暖かくて、実際にいたら私は疑っちゃいますね…;; でも、ミズキの家庭は羨ましくもあります。様々な人との関わりや影響で良い方にも悪い方にも変わるとゆう【変化】もキレイに書かれていると思いました。 心に残る作品です。 完結おめでとうございます。
- 心菜 りず
家族の絆、それぞれの想い 前作「チューリップ」で 主人公の親友という 立場だったミズキが、 今作品「しゃぼん玉」では 主人公として 登場していました ミズキの過去に 関わってくる「メイ」は、 読んでいる側も 思わず耳を塞ぎたくなるような事実に 悩まされていますが、 その複雑なメイの心境が 上手く描写されていたので 痛切な心の叫びが 聞こえきました そんなメイを想う リクやミズキやメグル、 その他にも沢山の人が メイを温かく見守り、 傍にいたから ここまで心を開けたのかな?と思いました そして、 メイの初恋相手である リョウの気持ちが メイの閉じた心を開き メイがここまで 変われたのだから、 きっとリョウの死は 無駄にはならなかったと 思います メイもミズキも 周りの沢山の仲間も 未来は笑顔で いられていると 願っています 複雑な心境や状況を それぞれの視点で わかりやすく書かれていたので 読み終わった時、 「家族の絆」を 考えさせられました 素敵な文章と素敵な時間を ありがとうございます ♪