夜が明けぬなら、いっそ。

作者理人

時は江戸───。
暗殺者として育った15歳の少女、トキは雪の降る夜、とある青年に出会う。

その青年は変わった癖を持つ人斬りだった。
自分が殺した死体を前にして必ず合掌をするのだ。

そしてトキが仇討ちとして探している男こそ、その癖を持つ男だった。






君は雪のような女の子だった。


乱暴でぶっきらぼうで、不器用で。





『…惚れていたんです、

惚れていたんですよ俺。』





でも参った。

殺してもくれないんだもの───。









俺は、景秀。…よろしくね。


けいしゅ?けいしゅ!


うん。けいしゅだよ───。




あぁ、いっそ。


このまま全部、隠してくれればいいのに。





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※作品はいずれもフィクションです。

実在の人物、団体等とは一切関係ありません。

※歴史に忠実ではありません。

予めご了承くださいませ。

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